お知らせ

2025.10.15

10/15 弁護士澤田有紀がKBSラジオに出演しました。

本日の放送では先週に引き続き、遺言書作成講座についてお話させていただきました。今回は、遺言書の重要性と作成方法について解説しています。

遺言書がない場合、法定相続人全員の合意が必要となり、相続が進まない可能性があります。一方、遺言書があれば、故人の意思に基づいて財産の分配が可能です。

遺言書には「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」があり、法的効力は同じですが、自筆証書遺言は形式不備や内容の曖昧さによる無効のリスクがあるため、公正証書遺言がお勧めです。

作成にあたっては、まず財産のリストアップとその総額の把握が必要です。預貯金や有価証券、不動産などの具体的内容や評価額を確認し、誰に何を渡すかを明記します。ただし、配偶者や子供、親などの法定相続人には「遺留分」があり、最低限の取り分を確保しないと争いの原因になります。生前贈与がある場合はその旨も記載しましょう。

遺言書の記載方法は、財産ごとに指定する方法と割合で分ける方法があり、併用も可能です。また、仏壇や墓の管理者(祭祀承継者)の指定や、公益団体への寄付(遺贈寄付)も記載できます。遺贈寄付を行う場合は、遺言執行者の指名と弁護士への相談が重要です。

当事務所では、個別相談も無料で受け付けています。

こちらからも視聴いただけます。

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https://www.youtube.com/watch?v=4-mqQVoPgGk

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