お知らせ
2026.02.05
2/4 弁護士澤田有紀がKBSラジオに出演しました。
2月4日の放送では「後見開始」についてお話しました。
高齢化が進む中,家族だけでは日常の金銭管理や契約ごとを支えきれないケースが増えています。そんなときに頼りになるのが「成年後見制度」。特に,判断能力がほとんどない状態になったときに利用されるのが「後見」です。令和6年には後見開始の申立件数が28,785件と増加しており,制度の重要性が高まっています。
成年後見制度には「後見・保佐・補助」の3つの類型がありますが,後見は最も包括的な支援が可能です。選任された後見人は財産管理から施設契約,医療・介護サービスの調整まで幅広く担当します。近年も制度利用者は増加し,令和6年末時点で約25万人が利用しています。
実際に後見が必要となる場面はさまざまです。たとえば,認知症が進みATM操作もできなくなった高齢者,介護施設への入所契約が自分では結べない人,自宅の売却など大きな財産処分の判断ができないケースなど。こうした状況では,保佐や補助では権限が足りず,後見が選ばれることが多くなります。
後見制度のメリットは,財産管理と身上保護を一体的に行える点です。一方で,本人の意思を尊重しながら進める必要があり,家庭裁判所の監督下で運用されます。申立てから開始までには医師の鑑定などが必要ですが,審理期間は2か月以内が7割と比較的スムーズです。
判断能力の低下は誰にでも起こり得るもの。家族だけで抱え込まず,早めに制度を知り,必要なときに相談できる体制を整えておくことが大切です。
気になることがございましたらお電話ください。(0120-7867-30)
こちらからもご視聴していただけます。
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